大分トリニータの広報活動について
スポーツチームのSNSによる広報活動もだいぶ浸透してきたのではないでしょうか。
そんな中で大分トリニータは「SNS戦略」においてかなり遅れを取っていたように思えます。
昨シーズンまでは、クラブの公式マスコットであるニータンのTwitterアカウントとクラブの公式Facebookの恐らく2つだけが公式SNSとして存在していました。
ニータンのアカウントは広報活動に大きな効果をもたらしたと思います。ひらがな主体のかわいらしい文体に、愛らしい見た目をフルに活用した写真を添えたツイート。見ているだけで癒やされます。
時折AKB48の人気メンバーで大分県出身の指原莉乃さんとの絡みを見せ話題になることも。
おつかめさまです\(^o^)/今日はホームゲーム!だいぎんスペシャルサンクスデーということでマイメロちゃんにへんしーんo(^o^)o
— ニータン(ほんもの) (@12neetan) 2016年5月15日
試合は14時キックオフ☆みなさんのお越しをお待ちしています! pic.twitter.com/KMozSkFWXr
しかし、ニータンはあくまでもマスコット。
クラブの公式なアナウンスを流すのであればまた別に媒体となるものが必要でしょう。
長くそう思いながらもなかなかクラブから動きは見られず、そして2016年。動きが見られました。
まず、Webサービス「トリニータアンバサダー」の開始。
http://trinita.booster.cards
【趣旨と目的】 テーマ : 「Bring Change to Oita」 〜大分に変化をもたらす〜
大分のプロサッカークラブであるトリニータが、ITベンチャー企業のイジゲンとパートナーシップを結び、トリニータがもっと身近に感じられるような取り組みや、スタジアム内で楽しめる環境づくりを企画し、 「Bring Change to Oita」 のテーマのもと、地域活性化に繋げることが目的です。
地方のプロサッカークラブとITベンチャーが共同で行う、これまでに日本では見られなかった地域活性化の取り組みとなります。
日々のログインやアンケートに答えることでポイントを貯め、アンバサダーランクを上げれば特典やイベントに参加できるようになっています。
私も登録しましたが、随時新しいイベントや機能が追加されているみたいで、これからも楽しみなサービスだと感じています。
そして4月中旬にはお待ちかねのクラブ公式Twitter開設。同時に公式Instagramも開設されました。
ご声援ありがとうございました。https://t.co/8eP1UyGDj8 #大分トリニータ#vsグルージャ盛岡#伊佐耕平#trinita #原点回帰 #ラブトリニータ pic.twitter.com/n0WXOiTeSg
— 大分トリニータ【公式】 (@TRINITAofficial) 2016年6月19日
まだまだ試行錯誤していく部分はあると思いますが、効果は必ず出てくると思います。
チームとして苦しい時期に陥ってる今だからこそ地道な広報活動は必要ですね。
他のクラブでもうまく活用しているところがあると思うので参考にしていってもらいたいです。
特に川崎フロンターレさんのとこはすごいよなぁと思います。
社長の観戦姿をLIVE配信…!?
先日のグルージャ盛岡戦、私は外出中でチェックできていなかったのですがその試合でクラブがある試みをしていたみたいです。
それは現地で試合を観戦している榎社長の姿をLIVE配信するというもの(!?)
題してえのきちゃんねる
それだけ聞いたときはどういうことやねんと思いました。
が、スカパーでの中継も無く、テキスト速報だけでは味気ない。
どうにかしてうまく試合の状況を伝えたい。かといってピッチを映すわけにもいかない…。
せや、社長の一喜一憂する姿で伝えたろ!
こういうことでしょうか。
いやしかし、これもまた面白い試みだと思います。かなり斜め上行ってましたが。
嫌いじゃないです、好きです。
次はちゃんとチェックします。
#えのきちゃんねる ご視聴頂きました皆様ありがとうございました!また実施できる日を楽しみにして頂けると幸いです。榎(えのき)社長よりコメントを頂きました。#大分トリニータ #トリニータ #社長 pic.twitter.com/pcoJmyBYtu
— 大分トリニータ【公式】 (@TRINITAofficial) 2016年6月19日
イジゲンさんの企画なのかな?なかなかおもしろいと思う!地元大分のベンチャー企業としてがんばってください!
ijgn.jp
あー、盛岡戦勝ちたかったっすねー。